初の取り扱い 注目の東部地区“カイナンツ”
複雑な果実の風味とクリーミーなコク
数年来、様々なパプアニューギニアをご紹介してきましたが、まだあります!今回ご紹
バロイダファームは当店ではなじみ深い「シグリ」の西部地区ではなく東部に位置し、
【産地こんなところ】
ニコル氏は地元の小生産者とも協力しながらロット管理を行い、最高の選別と生産処
丁寧に選別されたチェリーをパルパーで果肉除去し、発酵槽に36時間浸け、ぬめり成
【コーヒーマイスター&焙煎士 横山豪(ごう)のちょっと一言】
近年、高品質なシングルオリジンの量確保が難しく、同銘柄を長期間販売することが
【生産履歴】
介するのは「カイナンツ」という東部地区にある、この地域のコーヒー生産のパイオニ
アとされるベン・コルブラン氏の息子ニコル氏が手掛けた、最高の選別と生産処理プ
ロセスを行った高品質なコーヒーです。
標高1500mを超える高地でアラビカ種のみを栽培しています。非公式でご要望の方
にのみ販売させて頂いている特別ブレンド「マドンナ」「松井然」のメイン配合としても
抜擢しようと画策中の、期待を寄せている地区のコーヒーです。マンダリンオレンジの
ような瑞々しさと口当たりのまろやかさは、もう1杯飲みたくなる魅力を感じます。
パプアニューギニア中東部イースタン・ハイランド州アイユラは同国で初めてコーヒー
が栽培された場所で、その出自は1940年代まで遡ります。当時、ドイツの使節団が
この地にタンザニア、ジャマイカからコーヒーの苗木を持ち込んだのが始まりとされて
おり、タンザニアで生まれたティピカ変異種であるアルーシャ種とブルーマウンテン系
のティピカ種が植えられました。
理プロセスで高品質なコーヒーを生産しています。
分を分解。そして発酵槽に水を貯めて攪拌しながら水洗する事で、ぬめりを完全に取
り除きます。乾燥は、地面に広げられたタープと呼ばれるシートの上で行われ、乾燥
ムラの無いように攪拌をしながら天日で乾燥する伝統的手法が行われています。
柑橘系の甘みと酸がマンダリンオレンジのような瑞々しさを感じさせます。また、クリ
ーミーなコクのある口当たりは、抽出後の時間変化と共に甘さが増すような印象です。
困難となっています。ある間にご堪能ください。ご注文お待ち致しております。
生産者 : ニコル・コルブラン
地 域 : イースタン・ハイランド州アイユラ地区カイナンツ
標 高 : 1700-1850m
品 種 : アルーシャ、ティピカ、ブルボン、ムンドノーヴォ
精 製 : ウォッシュド