真夏に飲みたい爽やかな癒し
舌の上をサラ~っと流れる優しい口当たり
鼻が喜んだ時点で脳が刺激され、幸せホルモンのα波が分泌され、心が和み、
真夏に飲みたい爽やかな癒しの触感を求め、ロースト度合を変更しました。
第1弾は4月末からでしたので、インパクト強めのイタリアンロースト(極深煎り)
で仕上げましたが、第2弾は真夏ですので、優しさや爽やかさに重きを置き、
フレンチロースト(深煎り)80%+フルシティロースト(中深煎り)20%に、ロース
ト度合を変更しております。
同じ銘柄のコーヒー豆でもロースト度合で飲み比べる楽しさが味わえます。
4月末~7月末の期間で10℃以上は気温が変化しますので、数年前から第1
弾と第2弾の風味を変えています。初夏でまったり美味しく感じたものが、真夏
では重く感じたりしますので。それはコーヒーに限らずですもんね。
全く違う銘柄のコーヒー豆に変える年もあれば、今回のようにロースト度合の
変更の年もあります。その年その年の素材(コーヒー豆)で判断しています。
同じ銘柄のコーヒー豆ですので、下記のコーヒー豆ちしきは第1弾と同じです。
近年稀に見る急成長でスペシャルティコーヒー市場へシフトを切り換えた、ブラ
ジル・マンチケーラ地区のコーヒーで作りました。当店では初の取り扱いです。
今までマンチケーラ産を使用しなかったのは、グレードの低い汎用コーヒー
(アメリカスペシャルティコーヒー協会の評価で60点台)が主流だったからなの
ですが、品質向上の為、ブラジルのカップテイスターで優勝し、様々な国のコ
ーヒー品評会審査員でもあるウエリントン氏を招き入れました。
農園を指導して以来、目覚ましい進歩を遂げ、今では農協内のスペシャルティ
コーヒーの比率を80%以上に押し上げることに成功しました。今回使用したこの
コーヒーも、80点以上でスペシャルティコーヒーと認定されるなかで、84.83点
を叩きだした逸品です。
日本では、近隣のカルモデミナス地区が先に有名ですが、昨今マンチケーラ産
は、コーヒー品評会入賞の常連となり、実に359回も入賞を果たしています。
この農協では、コーヒー研究にも力を入れており、この地域に合った品種を調
査し、黄色く完熟する品種の方が、水分や甘味を蓄え、より長い時間をかけて
成熟していく事を確認し、イエロー品種を進めています。今回のコーヒーもイエ
ローカツアイ種100%です。
このような取り組みの結果、スペシャルティコーヒーを生産する農協として認知
され、欧米スペシャルティコーヒーロースターからも引く手あまたとなっています。