よこやま珈琲

自慢のコーヒーは焙煎した日のコーヒー豆のみ販売!
だから超新鮮!

【コーヒー豆知識】良いコーヒー豆とは?

良いコーヒー豆の条件って何だと思いますか?

・品種 ・精製方法 ・適切な焙煎 ・焙煎してからの経時  …主な条件としてはこんなものです。

品種も沢山ありますし、美味しいと言われている豆でも 「精製⇒適切な焙煎⇒焙煎してからの経時」
このどこかに不備が出ると美味しいには繋がりません。

お店が間違いなく良いものを提供しているのか?それを確かめるには飲んでみるしかありません。
やっぱり「実際に飲んでみて美味しかった」…これに勝るものはないんですよね。

それでも「どうせ買うなら良いものを買いたい!」と思うのも人情…。
そんな訳で、今回は良い豆を選ぶちょっとしたポイントをご紹介しようと思います。

良い豆の共通点とは…

焙煎中(豆を焼いている最中)、パチパチと豆が弾き…ふぁ~んとビターチョコのような甘い香り。
すぐにでも食べてしまいたい程の甘~い香りが漂ってきます。

そして2~3日後、それが熟したような深い香りに変化します。
例えてみるなら、フルーツのような…ワインのような…。今までの経験上、こういう豆が良い豆ですね。

焙煎という仕事があるからこその、皆さんより先に香りを味わえる「役得」だと思います^^
また、こういった「焙煎の時に感じた豆の良さ」を余すところなくお客様にお伝え出来るのも
自家焙煎ならではの強みだと思います。

価格が高いコーヒーが美味い?

よくお客様から訊かれることですが…多少の例外はありますが、現時点で言えば「はい」でしょうね。

やはり美味いものは手間暇がかかっています。
苗床(土壌)の改善・品種の限定・木の剪定・肥料、等々。
○○県○○村の○○さんの手作りレタス。と同じ事です。

コーヒー豆も生鮮野菜と同じ農作物ですから、手間を掛ければ掛けるほど美味くなるかわりに
価格にも反映されるという事です。

「安くて美味いのもあるよ」という御意見もありますが、それは、売る側が高価な良品を販売手法の一部として価格を下げ薄利で売っているか、買う側が高価な良品の風味の特徴を嫌な刺激と感じ避けたり、逆に安価な普通品のフラット(平坦)な風味を滑らかな味と勘違いしている部分が多々あると感じます。

ただし、風味のしっかりしている高価な中南米産やアフリカ産の豆はヨーロッパ諸国に多々輸出され、どちらかというと滑らか系のブラジル産やブルーマウンテン・ハワイコナ等は日本に多々輸出されています。
これは香り(香水)や味が濃いヨーロッパ文化と、綺麗さや薄味の日本文化の差があります。

結局このあたりの差が、世界的に見た「美味いから高い」が、日本人的味覚には「価格と合わない」という感覚に陥り、価格と風味が一致しない。という現象が起こっているんでしょうね。

冒頭の「例外あり」は、ブルーマウンテン・ハワイコナ・オークション品等の事を指します。
ブルマンやハワイは希少価値、オークションは順位争いでの値の吊り上げ等が発生する事がありますので、価格と風味が一致しない事がたまにあります。