栽培の限界標高で誕生した密度ある風味
厚みのある甘いコクとミルクチョコのような香り
ウイラ産には珍しくボディ(コク=粘性)が厚く、とろんとした甘い口当たりを
ウイラ地方はマグダレナ河が流れる山脈地帯に挟まれた谷合に位置して
2000m近い高標高の土壌で、温暖に保たれる気温は年間を通して頻繁
【焙煎士&コーヒーマイスター 横山豪(ごう)のちょっと一言】
【生産履歴】
楽しめます。香りもミルクチョコレートや甘い果実を感じられ、深煎りのほろ
苦さのなかにも程良い酸もあり、まろやかでまぁ~るい(円い)一杯です。
います。南西地方の高い標高で育まれ、その品質の高さが有名であり、
今回のコーヒーは小規模生産者によって生み出されています。
な開花を促します。また当地の秀逸な特徴の秘密は7エーカに満たない生
産者たちが、小規模故に家族で丹念に育てることに起因しています。
香り・甘み・コク・酸味・キレイさ、この5味を基準としていつもコーヒー豆を
評価しますが、コクと甘みの部分で納得するコロンビア産に中々たどりつ
けませんでした。ですが今回は円くてまろやかなコクと甘みを体感するこ
とができ、5味が融合した納得の香味に仕上がっています。
生産者 : 地域の小規模生産者
地 域 : ウイラ県サンアグスティン
標 高 : 1880m
品 種 : カスティージョ・カツーラ
精 製 : ウォッシュド