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当たり前でもあり、難しくもアリ

朝一番、ブレンドのコンディションを伺う。
挽いた甘~い香り、お湯を注いでの粉の
膨らみ、口に含んでのまろやかさとコク。
「ほっ。」と和んで「よし!今日もがんばるぞ!!」
と私(チーフ)。
お客様にとって少しでも同じ気持ちになって頂けたら幸いです。

チーフのちょっとばなし■いつもと少し違うアングルで・・・。-よこやま珈琲

こんにちは、よこやま珈琲です。
 今回はいつもとは少し違うアングルで・・・。
 コーヒーマニアのお客様と、
私(横山豪)とのやり取りをどうぞ。
 
 それではお付き合いください。
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目次!
 1.お客様の声:埼玉県秩父市 ランダ 様
 2. よこやま珈琲 横山豪から→埼玉県秩父市 ランダ様へ
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 1.お客様の声:埼玉県秩父市 ランダ 様
 色々試行錯誤した結果、通販系の小さな
コーヒー屋さんの味には限界を感じ、
何もそんな小さい単位で焙煎しているのなら
 自分で焙煎するものとたいして違わないではないかと
自分で焙煎するようになりました。
 
 これは満足度と費用対効果の面で言うと
かなりのものがあります。

 
 コーヒーハンター川島良彰が始めたカフェでの
年間契約336000円お試しのボトル一本の
値段10500円なんてのも以前はかなり興味を惹かれましたが、
 それは究極のコーヒーという謳い文句が
どれだけのものかという単に興味本位からです。

 それを飲んでいないとコーヒーは語れないのでは
ないかという強迫観念も沸きます。

 
 しかし、今は自分で焙煎をしているので、
特級農園の特級豆だけを選んでシャンパンボトルで
とどけるなどという
 これはただのこけおどしだと解りますし、
どんなものが得られるかも想像ついてしまうのです。


 いくらシャンパンボトルに詰めても実際に珈琲が
発する芳香は焙煎のときから出ているので、
この香りを知らずにおいしい本来の
コーヒーをあなたは知らないなどと脅して
高いコーヒーを売りつけるのは笑止なこと。


 それにコーヒーの味と騒ぐ人ほどコーヒーの何をおいしいと
感じているのか説明できないのです。

 苦味、甘み、酸味、などのうまみの要素がどうなれば

おいしいコーヒーと評価し、何に一番比重が置かれ

 何をどうしていないコーヒーはだめでなにがどうなっている

コーヒーがうまいとなるのか説明できる人はいません。


 だからうちのコーヒーはうまいうまいという

コーヒー屋さんほど怪しくて、

たいした腕もないことを何度も

 それは日本一だという喫茶店でも同じことです。

周りで都内一とか散歩の達人などに載る店も

珈琲通なら行けという脅迫のような宣伝文句に釣られて

色々飲み歩きましたが、

 ちまちまとサンプル手回しロースターなどで

自家焙煎店などをやっている店ほど

だめだという結論を得たにすぎません。



 自分で焙煎してみてよくわかるのですが、

とにかくよく焼けて膨らんだ豆がうまいのかというとそうでもなく、

安定して自分の味を再現できる人は極少数で、

ましてそれで人様にお金を戴くわけですから生の豆が混じって

酸っぱかったり焦げた味がしたりしたらこれは許せないのです。

 焦げにしろ生焼けにしろ一粒でも混じれば

全体の風味を損ないますから、プロ失格なはずです。

しかし、結構ロースターの中にもこんなのがいるのです。


 最近では、味がすっかり抜けてすかすかの

ジェットロースターでも商売になるようですから、

結局消費者に

もらいたいなどという人は極少数なのです。


 単に売れればいいという商売根性が透けて見えます。

味がないスカスカの豆になっていたり、

おいしいコーヒーを味わって
火がむらなく通っても
味わいました。
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2.よこやま珈琲 横山豪から→埼玉県秩父市 ランダ様へ
 結局のところ、自分でやったほうが(焙煎)納得される。
というのはよく分かります。 


 コーヒーに限らず、私も好きな食があり、

よく食べ歩くのですが中々良いものに出会えません。

ですが私の場合、コーヒー以外は

自分でしませんので、いつも探し歩いています。

 川島氏の話がでてきましたが、

その物ズバリ(コーヒーの味だけ)

謳い文句だけではないような気がします。

 究極のコーヒーとは、歴史や風土・雰囲気などなど・・・

物語も含まれての高価格なのではないでしょうか?

周りから見れば「えっ!?そんなん買うの?」というモノでも、

心が動けば買ってしまいますよね?

高価な置物や飾りなんかはそうですよね?

ようは自己満足の感情です。

理屈でモノは買わないと思います。

コーヒーの味ですが、栽培から精製、

一杯のコーヒーの風味になるまでキチンとした数字の評価あります。

ですからきちんとやっているコーヒー屋さんであれば

説明できると思います、数字的には。

 ただ、細かいところを一般の方に説明しても分からない、

自分で飲んで美味ければ良いという嗜好品ですので、

簡単な官能評価になっているのではないかと思われます。

 焙煎は仰るとおりです。『再現性』これは一番難しい作業で、

皆さん頭を悩まされているところだと思います。

湿気の多い日本では非常に難関です。

 ジェットロースターも『ただ焼くだけ』なので同じ意見です。

 長くなりまして申し訳ありません。最後に・・・

 商売(生活)ですので『商売根性』を否定はしません。

ですが、美味しいコーヒーを味わってもらいたい意識はウソではありません私は。

 長年やっていて「美味しいね」と言ってもらえる一言が涙がでるくらい(本当に半泣きになることもあります)に嬉しいですから。キレイ事ではありません、これは本音です。

発行者
発行:コーヒーって楽しむものです!がモットー よこやま珈琲 
担当:横山 豪(よこやま ごう)              
〒611‐0042 京都府宇治市小倉町西浦5-9
TEL 0774-20-3239
FAX 0774-20-0771
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